DARA^2 diary
1995.9.6(WED)
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ここのとこ、裏目ばかり (T_T)

今週は3回も都内に出なくてはならなくて、どうも調子がでない。書籍の最終的な校正と新しいことの打ち合わせ。
1つはCD-ROM制作の話のようなんだけど、どんなのかさっぱり聞いていない。あんまり楽しい仕事ではない予感。ま、聞いてみなきゃね。せっかくぼくはMMDが使えるのだし。少しはMMDで儲けなくては。どちらさまか、MMDを講師して欲しい企業がありましたら相談に乗りますよ。電話で質問だけしてくるってのは勘弁してね。
もう1つはWWWの話で、これはビジネス抜きだから逆に楽しみ。リトル東京って知ってる?あれを手伝うかも。

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今日9月6日にフランスがムルロア環礁で核実験を行なった。フランスという国はどこまでも頑固だ。頑固がよいこともあるけど、悪いこともある。今回は悪いこと。大量殺戮を目的とする核爆弾は、論理的にも感情的にも正当化されるはずがない。
地中奥深くでの実験だから人類に影響がないというが、それはウソだ。事実このように人々は怒っている。これは人類の心への影響だ。
たとえば核爆弾が破壊力はとてつもないが、放射能汚染がないとしよう。ならいっそ、誰も住まないヒマラヤでそれを爆破させてみたらどうか。サハラ砂漠で爆破させてみたらどうか。すると目に見える形で大きな穴があく。でも、これも人類には影響のない実験。本当にそう?そう言っていい?地中だから、爆破の大穴が見えないから、鈍感になっているんじゃないの?

同じ日、オウム真理教の坂本弁護士事件において山中から遺体が出た。6年の間、遺体はそこに埋まっていた。

ムルロア環礁での核実験によって、そこに住む多くの生物が死んだに違いない。あれだけの爆破だ。地中の微生物だけでなく、水中の魚介類も大量にショック死したことだろう。そして、未来を思うならばさらに多くの命を脅かした。爆発によって開いた大きな穴には、すでに大量の死体が埋められたことに等しい。これらの死体は何年後に掘り出されることになるのだろうか。

1995.9.6(WED)



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