ケチ1
車庫証明の住所変更をまだしていないというので、昨日、借りている駐車場の証明のサインをもらいに不動産屋に行く。
必要書類とかすべてR子さんが調べて集めたというのに、不動産屋ときたらサインするだけで3150円の手数料をとりやがった。
サインするだけなのに「何の手数料なのか」と問いただすと地主からの委託料だという。思うに、きっとその委託料も地主から請求しているはずなので、それって2重取りではないかと思った。
とは言ってもサインをもらわないと車庫証明が得られないと言うので、つまらない仕事しているなあと不憫に思いつつ、サインをもらう。実はこれがケチの付き始め。
ケチ2
その帰りにサティに寄ってテーブルを見ようと思っていたのだが、サティは定休日。
ケチ3
しかたないので警察によって車庫証明の手続き。R子さんが手続きをする間、ぼくはなにげに机の上の車庫証明書の書き方を見ると不動産屋のサインなんか必要なくて、駐車場の契約書のコピーで十分だということが判明。R子さんがもらってきた説明書にはそんなことは書いてなかったのに。3150円の損だ。
ケチ4
続いて、猫のトイレの砂を買いにエッサンというDIYの店に行く。その店にしか固まってしかも水洗トイレに流せるという「モコモコ」っていう商品が置いてないのだ。しかし、なんと売り切れ。むむ、またしてもついていない。
ケチ5
帰宅してその夜。台所の流しの上にタオルかけのようなバーを渡したいというので、昼間にエッサンで買ってきたバーをR子さんが取り付けていた。
すると、突然の停電。どうしたのかと思えば、バーを取り付けるためのネジが流しの上の棚に付いている蛍光灯の電線に触れたらしく、ショートしてしまったのだ。ネジを差し込んだ穴が黒くコゲているんで、間違いなくショートしている。その電線は棚の底の化粧版の中に埋め込んであって、見ただけでは板の裏を電線が通っていることさえ気付かないわけだ。
さて、問題は深刻である。このままブレーカーを上げて通電するとショートした箇所が漏電して火災を起こす危険性がある。そこで、ブレーカー盤をよく見て、とりあえず台所以外をONに戻す。電線の具合を見なければならないのだけど、どう見ても電線は棚の底板と化粧盤の中を通してあるので、外からは確認できない。これはヘタすると作り付けの棚を解体することになるのかも・・・。やることが1日中裏目に出てしまったR子さんは、さすがに落ち込んで壊れてしまう。
翌日、つまり、今日なんだけど、マンション工事の際に世話になった電気工事の人に電話してみる。話を聞くと、やはり化粧板に穴を開けるか、棚を取り外すしかないのではないかという。とりあえず、金曜日に来てもらうようにお願いする。
穴を開けるか解体しかないのならばと、金曜日を待たずに自分でやってみる気になった。糸ノコの歯だけを使って棚の底を開け、ショートした場所を引き出す。するとネジが刺さったのは1箇所ではなくて、2箇所だったのが判明。2つ目のネジが接触した時点で、ネジ2本とバーの留め金がちょうど電線にコ形のピンを刺したようなかっこうになって、その区間でショートしたわけだ。
幸いにも電線の損傷は小さかったので絶縁処理をして、蛍光灯の位置を調整して開けてしまった穴を隠して修理完了。目的のバーも取り付けて、作業は完了。ふー、大事にならなくてよかったです。
おまけのケチ
蛍光灯ショート事件が早々に落着して気分をよくしたR子さんは、今度は電話の子機を台所の柱に取り付けようとしてネジを打つ。ところが、ネジを1本打ったところで実際には2本で固定しなければならないことに気付く。そして、1本目の位置が悪くて2本目のネジを打つと肝心の子機の充電器を取り付けられないことが発覚し、結局、ネジ2本とも打ち直すことになったのだった。(どうせ充電器の裏に隠れるのだからいいのだというのが本人の弁)
「ものを始める前の観察力が足りないんだよ」とぼくが追い打ちをかけるのでR子さんはご機嫌が斜めである。
美幸さんだってえ、蛍光灯を取り付けるときにパーツの位置をよく見ないで取り付けて壊しそうになったんだよう。by R子