DARA^2 diary
1998.06.11(Thu)
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サッカーワールドカップが始まった。初戦ブラジルはいまひとつのノリだったが、無難に1勝する。ロナウドはやはりただものではないところを見せた。

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バルコニーから見える向かいの西浜駐車場に猫の死体がある。
部屋からは直接見えない位置だが、バルコニーに出て下を見ると目に入る。
それは強く降る雨でできた広い水たまりに手足を伸ばしたまま浮いている。
腰に黒い班がある白い猫。体はさほど大きくなく、痩せている。
今日は朝からときおり強い雨が降るので、バルコニーに出ていないR子さんはまだ気付いていないようだ。
彼女にとってはショックが強すぎるに違いない。そう思って、バルコニーに置いてあるサンダルを部屋の中に仕舞い、彼女が窓際に立つときに注意していた。

ぼくたちはいつからか死体とまったく向き合わない生活を送っている。
これがいいことなのか、そうでないのか、ぼくにはうまく整理がつかない。


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