いま、Windows'95のインストールの真っ最中です。どうなってんだ〜。
なんというか、えらいことになってしまいました。Aptiva 550が来たのは月曜日。その日にWindows '95をインストールし、ふんふん、ま、こんなもんね、と使う。火曜日。急ぎの仕事が終わったのはまだオリックスがリードしていたときで、日本がサウジに2点差で勝って、「なんでも鑑定団」がはじまった。さて、Windowsをちょっと使ってみるかと電源を入れる。
「プログラムが大きすぎてメモリ内に収まりません」
なんじゃそりゃ?......Windows'95が起動しない。で、画面にはDOSプロンプト!。へなへなへな
さて、ここからが大変。わたくし、DOSはもう8年ぐらい触ってません。すっかり、忘れちゃいました。ディレクトリを見たりしても何もわからない。そうだマニュアルと開いても、アプリケーションの説明だけでWindowsセットアップとかDOSについては申しわけ程度に書いてあるだけ。しかも、インストールしてあるのはWindows'95ベータであって、ドキュメントは何もない。
最近、仕事で知り合ったDOS系に強い青年(ぼくより20才も若いんだよ。NiftyのDOSマニアでは有名な彼らしいんだけど)に電話して、えんえんと1時間以上にわたってああだこうだとやる。ちょうどオリックスが逆転されたころ、こっちは解決を見ずに「どうもwin.comが壊れているみたいだから、それをメールで送ります」ということになって、ぼくはもう寝てしまった。
翌朝、つまり今朝ね、ぼくはAptiva付属のCD-ROM内を調べて、Windows3.1が入っていることを確認し、...
おお、隣でWindows'95が起動したぞ。よし、電源を切ってもう一度確認してみよう。
うまく行きそうな雰囲気。おおー、起動したぞ。でも、これからバックアップしておいた前のシステムを削除。システムファイルだから捨てるとどうのこうのという警告が出たけど、いらないはず。さて、これで起動できるかな。.....HDがぐりぐり言う....やったあ、成功だ。
で、さっき話が途中になったけど、Windows 3.1をインストールして、でもやっぱだめで、さらにWindows '95をインストールして、ということをですね、バックアップファイルを作りながらやったわけですよ。ま、結果的には素直に「Windows '95 CD-ROM」から再インストールすればよかったんですね。でも、これもあれだな、Windows3.1やOS/2じゃなくてDOSに対してインストールできるかどうかがはっきりしなかったから安全策をずっととってきたわけですよ。しかも、このDOSというのはWindows'95がこっそり入れちゃうDOS7とかいうやつなんだから。
ありゃ?すべて終わりかと思ったら、Microsoft Officeがセットアップされてないぞ?!こんどはこっちをインストールしなおしだあ。ふにゃふにゃふにゃ
------
いま、夕方の4時46分です。Aptivaは.....ハードディスクをフォーマット中です。
結局、DSPボードなどの認識がうまくいかず、困ったちゃんになってしまいました。で、ふと思い立って付属のバックアップFDとやらを調べてAUTOEXECを起動したら、工場集荷に戻すやらWindows再構築やらのメニューが表示されました。すなわち、このFDから起動すればすべてが自動で行なわれるわけですね。ふむふむ。
なぬ!!!!、てことは昨夜からの大騒ぎはなんだったの?このFDで起動してみればすべてが解決したのね。なんで、そのひとことが書いてあるマニュアルがないわけ????ぼく、時給高いのよ。原稿の締切が明後日までに2本あんのよ。昨夜、このFDは中にDOSが入っていていることはディレクトリで確かめたのだけど、単なる起動ディスクだと思っていたのでした。
教訓「中途半端な知識より、素直な気持ちでFDで起動」
おお、Aptivaがしゃべりはじめた。原点に戻った。さて、これからWindows'95のインストールです。まだまだ続くわけですよ。
1995.10.25(WED)