今日はサーフィンするつもりなかったんだけど、電話で波情報聞いたらオーバーヘッドだというし、風も北風オフショア、気温も高い。ここんとこ波に当たってないし、今日はやらねばいかんでしょ。と、着替えて出陣。
北風が吹いたんでけっこう面はきれいだったけど、風波でできたうねりだから、なんつってもセットの切れ目がない。だから出るのが大変。セットに当たるとでかいからもうだめ。よほどドルフィンスルーがうまくないと抜けられない。
ぼくはロングボードだからもうぜんぜんセットをかわせない。まあ、本当にローリングスルーもうまい人なら抜けられるのかもしれないけど、ほんと簡単に5mぐらいもどってしまう。
で、1回目のトライは途中で返されて、セットに当たってギブアップ。しばらく休憩。そうしている間に、女子サーファーが来てゲッティングアウト。なかなかうまいドルフィンスルーをするんだけど、戻され横にも流される。10分ぐらいパドルしてたけど断念。しかし、彼女は場所を変えて再度挑戦。そして、今度はタイミング良くセットの切れ目を突いてアウトに出た。なかなか根性がある。根性があるだけでなく、ライディングもけっこうよかった。
せっかく来たし、このまま帰るわけにもいかない。ぼくも再度挑戦。でもなかなかセットが切れない。そしてようやくタイミングをはかって海にダイブ。何度か戻されたけど、「セットくるな〜!」って祈って、なんとかアウトに出られた。
今日はアウトに出られたからこれでOKだよ。って感じで、波待ちして何本か突っ込んだけど、うねりがでかいぶん厚くてなかなかブレイクポイントが合わない(本当はちょっとビビッてたんで、でかいのをやりすごしたりしたけどね)。
そうこうしているうちに、アウトから本当にでかいセットが入って、もうそれはスーパーにでかくて、必死にアウトにパドルして1本目はかわしたけど、2本目で捕まって、ぐりぐりにまかれてホント死ぬかと思った。例の女子サーファーはそのセットでボードを真っ二つに折ってしまった。
もう一度アウトに出ようと思ったけど、もう次のセットが入ってきたんで、回れ右。
あ〜、ぜんぜんライディングできなかったよ〜。こんなことなら、覚悟を決めてインサイドで波待ちすればよかったなあ。でも、ま、いいか。明日もあるし。今日は仕事しよっと。
1996.01.16(TUE)