
昨日の海難救助劇が信じられないほどのベタ凪(なぎ)。
台風の進路が東へと変わり、夜に吹いた北風が波を完全に消してしまった。
さて、今日は9月1日。いったい何の日でしょう。そうです。iMacが届く日です。
来ましたよ。iMac。ちゃんとね。約束通り。朝風呂に入っていたR子さんは裸で出てくる始末です。(^^;
箱からすぐに出したい気持ちを押さえて、その前に部屋の模様替えをしなければなりません。
当然iMacはぼくの机の上に来るわけで、そうなると今あるモニタをどかさなければなりません。てことは、それが繋がっているところのPowerMac8100を移動しなければならないわけで、そうなるとそれと繋がっているハードディスクとMOとCD-ROMライタを動かすわけで、そう、イーサーネットの接続やらも変更で、ついでだからこのさいFAX電話の場所も動かそう。というわけで、大移動なわけです。まさに、iMacのCMのように、
「パソコンがらがって、パソコンなはずじゃなかった...」て、いうやつですね。
すべてのパソコン&周辺機器はラックにおさまって、机の回りはスッキリ。iMacが来て何が良かったって、これですね。ホント、部屋が広くなりました。
さて、iMacを設置する前にメモリを拡張しようと思ってマニュアルを開いてみると、iMacの中に入っているオンラインマニュアルを参照してくれと書いてあるんですねこれが。そこで床に置いたまま起動してHTML形式のヘルプを見ると、これが図入りのけっこう長いページ。
覚えられないということはないけど、解体の途中で悩んだらどうしましょ。だって、オンラインマニュアルなんだから作業中には参照できない。
マニュアルには印刷してくださいと書いてあるけど、そんなねえ。だって、iMacにつながるプリンタはないのだし。
そこでイーサネットでほかのマシンにヘルプファイルをコピーして、そっちの画面で見ながら作業することに。
iMacのはじめての解体はなかなかスリリングです。カバーを止めてあるのはネジ1本なんだけど、いったいどれくらい力を加えていいもんだか。
半透明のカバーなので、ぱきぱきって音が鳴るとちょっとびびります。外れないところを無理にひっぺがさないように、どこがどう外れるのかを絵で確認しながらの作業でありました。外れたカバーというのは、兜ガニの甲羅のような形してましたね。脱皮した半透明のぬけがらって感じかな。
メモリの拡張も無事終えて、机に置かれたiMacは、いや何度も言うように、コンパクトですっきりです。見ているだけでにこにこしちゃいますね。
iMac本体もだけど、デザイン的にはキーボードがすばらしいですね。とても美しい。我が家にも半透明のキーボードが1個あるけど、それとはぜんぜんレベルが違います。すんごくかっちょよい。ぼくが日頃使っていたアジャスタブルキーボートとは違った美しさがありますね。
マウスもそうです。同じ半透明マウスと言っても、中が透けて見えればいいってもんじゃないっていうのがよくわかります。
こういうところは、真似できそうで、真似できないところでしょう。金型も高いですよ。こういう微妙な曲線を生み出すにはね。半端なやる気では製品化できないでしょう。もし、デザイン的に追従するマシンを作れるメーカーがあったとしたら、それはフィリップスだけでしょうね。まあ、フィリップスがパソコンを作ればの話ですけどね。SONY?SONYはダメです。あそこのコンピュータ類のデザインにはかつてみるものがありません。確かにPowerBook 100を作ったのはSONYだけど、デザインは違うでしょ。SONYはとてもいい物をつくるけど、外見のデザインではフィリップスやブラウンのほうが上かな。
iMacの難点と言えば、それはCD-ROMドライブですね。G3シリーズの24倍速CD-ROMにはすべて言えることだけど、音がうるさい。しかもiMacはCD-ROMによってはビビリがありますね。手で押さえていないとすごい音がして驚いてしまいます。これはなんとかして欲しいなあ。
というわけで、iMacは本日より我が家のメンバーになったわけですが、しばらくはR子さんの仕事用になるのです。
彼女に仕事が入っているっていうことと、ぼくにはPowerBook G3があるといういうことと、そして、問題は!
iMacではDirectorが使えないのです。そう、DirectorにはまだUSB対応のドングルが出てないのですよ。とほほ。
p.s.
今朝の日経新聞によると、「とほほ」が広辞苑に登録されたそうです。(^_^)