DARA^2 diary
1999.4.11
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波が高い日曜日。雨。

熱い物を食べると前歯の少し左の唇の裏にできた口内炎がズキと痛いし、
iMacに向かって原稿を書いているといつのまにか眠っていたり、
猫が寝ているひざがしびれてこらえられなくなり、
起きるともう朝ではなく、夢の情景をしばらくなつかしく思う。

住んだことのない部屋、あったような過去、返したい気持ち、見えない体、不条理な結末。
そこは確かに畳の部屋だったのに、しばらく走ると人が乗って来て混み出し、ぼくは吊り革につかまった姿勢で何とか裸の下半身にパンツを穿かそうとしていた。何やってんだと覗き込んだ顔をやっと思い出すとそれはぼくが最初に勤めた会社の隣の課の主任だった。 目が覚めて、ぼくはさよならも言えなかった。


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